泪雪 ・・・ナミダユキ・・・




 朝起きたら、、雪が降っていた。

 あいつはそれを・・・・・・



















「・・・・・泪雪(ナミダユキ)や」























 そう言った。



























ひとくぎり



































 今日は1月17日。

 あの震災の日。















 あの土地で生まれた育ったあいつは、東京で降るその雪を見て目を細め―――――・・・・・・・・・



























 俺の胸に顔を埋めた。

























「・・・らしくねえぞ」

「工藤かて、らしくない」

「そうかな」

「そうや――――・・・・・・けど、気持ちええ」

「なら良かった」

























 朝。

 ゆっくりと舞い落ちる雪が、窓の外に広がる、朝。







 互いの体温だけのぬくもり。

























 ・・・・・新一は胸元の髪の毛を優しくすきながら、そんな平次に少しだけ微笑った。




































Fin